慶応から聖路加に。池上先生のこれまでの執筆内容を総括
研究者としての責務であるという思いで本書に取り組んだ
池上先生は、バイリンガルなんだね。しらなかった。話した感じは、全くそんな様子は感じられないのにね。今でも英語の方が読み書きし易いらしい。
現在の日本の医療制度の成り立ちを歴史上のターニングポイントを抑えながら展開して、非常に体系的な印象を受けた。
章立て
1章 医師と病院の成り立ちと直面する課題
2章 医療保険制度の成り立ちと直面する課題
3章 診療報酬の仕組み――全体の概要
4章 診療報酬の仕組み――包括評価
5章 診療報酬の仕組み――薬と医療材料
6章 医療計画の歴史と課題
7章 介護の歴史と介護保険の制度設計
8章 介護保険の課題とその対応
9章 終末期ケアの特性と課題
10章 終末期ケアに対する現場の対応
11章 残された課題と改革私案